がんを宣告されてしまったその日から、患者家族には「待った」が存在しない緊急課題が続出します。「生活や仕事はどうなるのか」「どんな病院を選び、どのような治療法を選択するのか」……。突然、始まった闘病生活の不安を抱えたまま、病院選びや治療法の選択という難問に直面することになります。
セカンドオピニオン、余命告知、差額ベッド、治療費などなど、待ち構える課題は山積し、難解な医学用語に、混乱することも多々あるケースです。
しかし、がんはもはや、患者や家族だけで解決できる問題ではありません。不意のがん宣告で精神的に落ち込んでいる患者さんやご家族にとっては、なおさら、冷静に病気を受け止めることができないのが現実です。
こうした時代、先端の医療情報はもちろんですが、先輩がん患者の体験談やNPO法人の皆さんの情報は、闘病生活を支える上で貴重な情報源となっています。
自らの闘病生活に根ざした体験談やNPO法人などが有する数多くの情報は、その後の治療を考える上でも、また、病気といかに向き合い、生きていくのかを考える上でも、心の支えとなっています。
今、盛んに叫ばれている「患者力」とは、病院や治療を選択し、自らが判断する能力をいいます。この「患者力」を高め、がんの時代を生きていくために、患者から見たがん治療を、いっしょに考えてみませんか。
1.フォーラム PM1:00〜2:50
講演1 編集者の視点から、闘病記の必要性を語る。
講師 企画編集室フジタ 藤田正明氏
講師 NPO法人血液情報広場・つばさ 代表 橋本明子氏
講演3 ターミナルケアの視点から、余命告知などについて考える。
講師 あいちホスピス研究会 会長永井照代氏
2.出版記念パーティー PM3:00〜4:00
参加費 フォーラム:1000円 出版記念パーティー:2000円
※維持運営のため参加費を頂戴いたしております、ご了承ください。
(当日受付にてお支払いください。)
お申し込み方法
以下の必要事項記載の上、下記お問合せ先にFAXかメールにてお申し込みください。
PDFファイル内にFAX申し込み書、交通案内もございます。印刷用にもご利用下さい。
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- ご参加の部門 1.フォーラム 2.出版記念パーティ
※ いただきました情報は,当団体からの各種情報のご提供のみに使用し,当団体以外への開示・提供をすることはございません。
締め切り:8月10日(木)
※8月10日必着でお願いします。なお、申込み者が多い場合は、入場制限させていただくこともございます。あしからず、ご了承ください。